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アワサカツマオインタイコウエン テヅマヘン 泡坂妻夫引退公演 手妻篇

泡坂妻夫引退公演 手妻篇

在庫あり

定価
1,100円(本体価格:1,000円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 短編集
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
422ページ
初版
2019年4月12日
ISBN
978-4-488-40223-5
Cコード
C0193
文庫コード
M-あ-1-13
装画
早川洋貴
装幀
柳川貴代

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内容紹介

ミステリ界の魔術師・泡坂妻夫。その最後の贈り物である作品集を、二分冊に文庫化してお届けする。『手妻篇』には、辛辣な料理評論家を巡る事件の謎を解く「カルダモンの匂い」ほか、ヨーガの達人にして謎の名探偵・ヨギ ガンジーが活躍するミステリシリーズや、酔象将棋の名人戦が行われた宿で殺人が起こる、新たに発見された短編「酔象秘曲」など、名品13編を収録する。解説=新保博久

目次

【ヨギ ガンジー】
カルダモンの匂い
未確認歩行原人
ヨギ ガンジー、最後の妖術
【幕間】
酔象秘曲
月の絵
聖なる河
絶滅
流行
【奇術】
魔法文字
ジャンピング ダイヤ
しくじりマジシャン
真似マジシャン
【戯曲】
交霊会の夜

著作リスト

著者紹介

泡坂妻夫 (アワサカツマオ)

1933年東京生まれ。75年「DL2号機事件」が第1回幻影城新人賞佳作となりデビュー。78年『乱れからくり』で第31回日本推理作家協会賞、82年『喜劇悲奇劇』で第9回角川小説賞、88年『折鶴』で第16回泉鏡花文学賞、90年『蔭桔梗』で第103回直木賞を受賞。著書に『11枚のとらんぷ』『亜愛一郎の狼狽』『湖底のまつり』『煙の殺意』『妖女のねむり』『しあわせの書』『生者と死者』『夜光亭の一夜』等がある。奇術界でも著名で、69年に石田天海賞を受賞。2009年没。

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