【サマセット・モーム賞受賞】
ジョン・ランプリエールの祖先が残した東インド会社にまつわる不可解な合意書。かつて航行中に消息を絶った帆船の謎。そこに秘められた意味を彼に示唆した不遇の事務員ジョージまでもが、長年の宿願の成就を目前にして殺害された。すべての事件の原因は自分にあると思い悩むジョンは、固有名詞辞書執筆に没頭するが……。東インド会社に隠された秘密とは? 秘密組織〈カバラ〉の狙いは? ユグノー弾圧の最終章、ラ・ロシェル包囲戦ではたして何が起きたのか? 訳者あとがき=青木純子/解説=杉江松恋
*第1位「本の雑誌」この10年の絶対おすすめ翻訳ミステリー・ベスト10(霜月蒼・杉江松恋・千街晶之選/2005年10月号)
*第5位『このミステリーがすごい! 2005年度版』海外編ベスト10
ジョン ランプリエールノジショ ゲ ジョン・ランプリエールの辞書〈下〉
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