ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

サムホーソーンノジケンボ サム・ホーソーンの事件簿〈V〉

サム・ホーソーンの事件簿〈V〉

在庫なし

定価
1,166円(本体価格:1,060円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > 本格ミステリ
  1. 海外ミステリ > 連作短編集
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
460ページ
初版
2007年6月15日
ISBN
978-4-488-20107-4
Cコード
C0197
文庫コード
M-ホ-4-6
装画
西山クニ子

オンライン書店で購入

内容紹介

郵便受けに配達した本が忽然と消えるという話を聞き、配達の現場に立ち会うこととなったホーソーン医師。彼が見守る前で、本は消えるかわりに爆弾へと化し、注文主を殺めてしまう(「田舎道に立つ郵便受けの謎」)。そのほか、シリーズ第1作の舞台で再び悲劇が起こる「有蓋橋の第二の謎」、アンソニー賞最優秀短編賞受賞作「園芸道具置場の謎」など、不可能興味満点のシリーズ12編に、ボーナス短編「レオポルド警部の密室」を加えた充実の第5集。解説=木村仁良

*第2位『IN★POCKET』文庫翻訳ミステリーベスト10/作家部門
*第5位『IN★POCKET』文庫翻訳ミステリーベスト10/総合部門
*第9位『2008 本格ミステリ・ベスト10』/海外ランキング

目次

「消えたロードハウスの謎」
「田舎道に立つ郵便受けの謎」
「混み合った墓地の謎」
「巨大ミミズクの謎」
「奇蹟を起こす水瓶の謎」
「幽霊が出るテラスの謎」
「知られざる扉の謎」
「有蓋橋の第二の謎」
「案山子会議の謎」
「動物病院の謎」
「園芸道具置場の謎」
「黄色い壁紙の謎」
「レオポルド警部の密室」

著者紹介

エドワード・D・ホック

アメリカの作家。1930年ニューヨーク州生まれ。1955年、雑誌にサイモン・アークもの第1作となる短編「死者の村」が掲載されデビュー。以降50年以上にわたり、短編ミステリの第一人者として活躍し続けた。サイモン・アーク、怪盗ニック・ヴェルヴェット、レオポルド警部やサム・ホーソーン医師など、多種多彩なキャラクターを起用して謎解きの醍醐味を満喫させる作風は本国でも高く評価され、2001年にはアメリカ探偵作家クラブ(MWA)生涯功労賞を受賞したほか、数々の栄誉に輝いている。2008年没。

この本もおすすめ