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スミノロウジンノジケンボ 隅の老人の事件簿 シャーロック・ホームズのライヴァルたち

隅の老人の事件簿

在庫あり

定価
792円(本体価格:720円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
346ページ
初版
1977年8月19日
ISBN
978-4-488-17701-0
Cコード
C0197
文庫コード
M-オ-1-1
装幀
小倉敏夫

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内容紹介

隅の老人は、推理小説史上でも類稀な、名前のない探偵である。本名が判らないだけでなく、経歴も正体もいっさい不明の人物だった。ノーフォーク街の《ABCショップ》でチーズケーキをほおばり、ミルクをすすっている痩せこけたこの老人は、紐の切れ端を結んだりほくしたりしながら、女性記者ポリー・バートン相手に得意の推理を語って聞かせる。その代表作十三編を収録した。

目次

「フェンチャーチ街の謎」
「地下鉄の怪事件」
「ミス・エリオット事件」
「ダートムア・テラスの悲劇」
「ペブマーシュ殺し」
「リッスン・グローヴの謎」
「トレマーン事件」
「商船〈アルテミス〉号の危難」
「コリーニ伯爵の失踪」
「エアシャムの惨劇」
「《バーンズデール荘園》の悲劇」
「リージェント・パークの殺人」
「隅の老人最後の事件」

著者紹介

バロネス・オルツィ

1865年ハンガリー生まれ。由緒ある男爵家に生まれ、ブダペスト、ブリュッセルなどで教育を受けた後、ロンドンに移り住む。ヘザリー美術学校に入学し、イラストレーターのモンタギュー・バーストウと出会い結婚。代表作に『紅はこべ』シリーズ、『隅の老人』シリーズなどがある。1947年没。

深町眞理子 (フカマチマリコ)

1931年生まれ。1951年、都立忍岡高校卒業。英米文学翻訳家。主な訳書に、ドイル《シャーロック・ホームズ》シリーズ、ギャスケル《アトランの女王》全3巻、オールディス『グレイベアド』、エラリー・クイーン編『ミニ・ミステリ傑作選』など多数。

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