●山口雅也氏推薦――「童謡(マザーグース)の幻想に酔い、探偵(エラリー)の論理に唸る。これぞ私のミステリ桃源郷(シャングリラ)。」
靴作りで巨億の財をなして《靴の家》に住む、老婆と6人の子供たち。この一家に時代錯誤な決闘騒ぎが勃発、エラリーらの策も虚しく、奇妙な殺人劇へと発展する。“むかし、ばあさんおったとさ、靴のお家に住んでいた”マザーグースの童謡のままに展開する異様な物語! ナンセンスな着想と精妙な論理が輝く、風変わりな名作。(初刊時タイトル『生者と死者と』を改題)
クツニスムロウバ 靴に棲む老婆
在庫なし
- 定価
- 748円(本体価格:680円)
- ジャンル
- レーベル
- シリーズ
- 判型
- 文庫判
- ページ数
- 392ページ
- 初版
- 1959年9月25日
- ISBN
- 978-4-488-10431-3
- Cコード
- C0197
- 文庫コード
- M-ク-1-21
- 装画
- ひらいたかこ
- 装幀
- 磯田和一