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ウヅキノユキノレターレター 卯月の雪のレター・レター 【単行本版】

卯月の雪のレター・レター

在庫なし

定価
1,650円(本体価格:1,500円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 短編集
判型
四六判上製
ページ数
252ページ
初版
2013年11月20日
ISBN
978-4-488-02725-4
Cコード
C0093
装画
荒川眞生
装幀
大野リサ

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内容紹介

「死んだ人から、手紙って来ると思う?」
読書が好きなおとなしい高校生・小袖は、法事で祖父のもとを訪ねた際に、従妹(いとこ)から奇妙な質問をされる。祖父宛に最近届いたという手紙は不可解な内容だったが、六年前に亡くなった祖母が昔に書いたもののようだ。それがなぜいまごろになって? 誰かの悪戯なの? 思い悩んだ小袖は、その手紙の謎をある人物に話すことに……。
表題作をはじめ、揺れ動く少女たちの心理を巧みに描いた、鮎川賞作家・相沢沙呼の“日常の謎”短編集。

目次

「小生意気リゲット」
「こそどろストレイ」
「チョコレートに、躍る指」
「狼少女の帰還」
「卯月の雪のレター・レター」

著者紹介

相沢沙呼 (アイザワサコ)

1983年埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。マジックとミステリが融合した作風で人気を博す。その他の著作として『ロートケプシェン、こっちにおいで』『卯月の雪のレター・レター』『マツリカ・マジョルカ』『ココロ・ファインダ』『マツリカ・マハリタ』『雨の降る日は学校に行かない』『スキュラ&カリュブディス─死の口吻─』『緑陽のクエスタ・リリカ─魂の彫塑─』がある。

著訳者の既刊本

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