ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

ゴキンジョビジュツカン ご近所美術館 【単行本版】

ご近所美術館

在庫なし

定価
1,980円(本体価格:1,800円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > ミステリ
  1. 国内ミステリ > 連作短編集
レーベル
  1. 創元クライム・クラブ
判型
四六判仮フランス装
ページ数
302ページ
初版
2012年7月30日
ISBN
978-4-488-02538-0
Cコード
C0093
装画
オオタガキフミ
装幀
松木美紀

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内容紹介

平凡なサラリーマンの「ぼく」こと海老野が勤める会社の近所に、突如できた小さな美術館。居心地のよさと旨いコーヒー目当てに常連となった海老野は、引退した館長に代わってやって来た川原姉妹の姉・董子に一目惚れする。来館者から持ち込まれる不可思議な謎を解いて董子を振り向かせようと、生意気でオタクなその妹・あかねの力を借りつつ奮闘を重ねるが……。恋する一青年が、美術館専属の探偵となって活躍するほんわかミステリ連作集。

目次

「ペンシル」
「ホワイトボード」
「ペイパー」
「マーカー」
「ブックエンド」
「パレット」
「スケール」

著者紹介

森福都 (モリフクミヤコ)

1963年山口県生まれ。広島大学医学部総合薬学科卒。96年「薔薇の妙薬」で第2回講談社ホワイトハート大賞エンタテインメント部門優秀賞を受賞してデビュー。同年「長安牡丹花異聞」で第3回松本清張賞を受賞。2002年「十八面の骰子」が第55回日本推理作家協会賞の候補となる。主な著書に『双子幻綺行 洛陽城推理譚』『セネシオ』『狐弟子』『漆黒泉』『楽昌珠』『肉屏風の密室』『赤い月 マヒナ・ウラ』がある。

著訳者の既刊本