鷺澤家の庭に横たわっていた瀕死のフェレット。祖母の民枝がすぐに動物病院へ連れていったが、助からなかった。数日後、飼い主の誘いで、民枝と孫の葉太郎はペット供養に参列するため寺に向かう。供養が始まる前に葉太郎はトイレに立ったが、用を済ませた彼に予想外の災難が降りかかる――トイレのドアが、開かない!?(「供養を終えて」)
祖母、父、母、三兄弟の六人家族に、犬のリンドウと猫のナズナ。ちょっと変わったところもあるかも知れないけれど、基本的にはどこにでもいそうな、おだやかな家族。そんな家族の日常を、ささやかな謎を通して柔らかな筆致で描いた、鷺澤家のアルバム一冊め。これまでありそうでなかった、福田栄一はじめての〈日常の謎〉連作ミステリ。
ハルノコマ サギサワケシキ 春の駒 鷺澤家四季
在庫なし
- 定価
- 1,650円(本体価格:1,500円)
- ジャンル
- レーベル
- 判型
- 四六判仮フランス装
- ページ数
- 236ページ
- 初版
- 2013年6月28日
- ISBN
- 978-4-488-01776-7
- Cコード
- C0093
- 写真
- show-k
- 装幀
- 岩郷重力+WONDER WORKZ。
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内容紹介
目次
「春の駒」
「五月の神隠し」
「ミートローフ・ア・ゴーゴー」
「供養を終えて」
「五月の神隠し」
「ミートローフ・ア・ゴーゴー」
「供養を終えて」