アメリカ野球界を震撼させた大事件!
「これは1946年にメキシカンリーグが行った、選手引き抜きの話だ。当時の関係者たちは、『メジャーリーグに対する殴りこみ』と呼んでいる」(本文より)
黒人がメジャーリーガーになれなかった時代、野球における「メキシコ戦争」が勃発。フリーエージェント制、選手組合、すべてはここから始まった。世が世ならメジャーリーグで活躍できたであろう選手たちが紡ぎだす、切なくもおかしい人生の物語。
アーネスト・ヘミングウェイ、ベーブ・ルース、をはじめとするセレブリティたちが煌めき、ファンの歓声が轟く熱く乾いたメキシコを舞台に、サチェル・ペイジ、ジャッキー・ロビンソンらの陰となった実力ある選手たちの知られざる人生と、数々の名試合が鮮やかによみがえる。
訳者あとがき=金原瑞人
*できるかぎり率直かつ忠実に書き記した、すばらしき物語の始まりだ。――フランク・ブリンガー・Jr.
*これまでで最高の野球小説。―― USAトゥデイ紙
*国民的神話を深く掘り下げた。……感動を呼ぶ重要な物語 ――ニューヨーク・タイムズ・ブックレヴュー誌
*歴史がいきいきとよみがえる。すばらしい本だ。――サンディエゴ・ユニオン・トリビューン紙
メジャーリーグ、メキシコヘイク メジャーリーグ、メキシコへ行く メキシカンリーグの時代
在庫なし
- 定価
- 2,640円(本体価格:2,400円)
- ジャンル
- レーベル
- 判型
- 四六判並製
- ページ数
- 414ページ
- 初版
- 2005年10月31日
- ISBN
- 978-4-488-01644-9
- Cコード
- C0097
- 装画
- 桔川伸
- 装幀
- 藤村誠