ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

バラノナマエ 薔薇の名前〈上〉

薔薇の名前〈上〉

在庫なし

定価
2,530円(本体価格:2,300円)
ジャンル
  1. 一般文芸 > 歴史・奇想
判型
四六判上製
ページ数
414ページ
初版
1990年1月25日
ISBN
978-4-488-01351-6
Cコード
C0097
装幀
中島かほる

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内容紹介

中世イタリアの修道院で起きた連続殺人事件。事件の秘密は知の宝庫ともいうべき迷宮の文書館にあるらしい。記号論学者エーコがその博学で肉づけした長編歴史ミステリ。全世界で異例の大ベストセラーとなった話題作。


*第1位『このミステリーがすごい!』30周年企画「キング・オブ・キングス」海外編
*第1位『もっとすごい!!このミステリーがすごい!』1988-2008年版ベスト・オブ・ベスト海外編
*第1位『このミステリーがすごい!'91』海外編
*第2位「週刊文春」ミステリーベスト10/20世紀海外部門
*伊・ストレーガ賞
*仏・メディシス賞
*第27回 日本翻訳文化賞
*第26回 日本翻訳出版文化賞

著者紹介

ウンベルト・エーコ

1932年、北イタリア、アレッサンドリア生まれ。記号論学者、評論家、哲学者、文学者、作家。トリーノ大学で中世美学、トマス・アクィナスを研究。卒業後、 イタリア放送協会 (RAI)の文化番組や出版社ボンピアーニ社の評論部門に関わる。ミラーノ大学、フィレンツェ大学を経て、ボローニャ大学の記号論の教授に就任。同大学名誉教授。2016年2月没。主な著書:『開かれた作品』、『記号論』、『薔薇の名前』、『フーコーの振り子』、『プラハの墓地』他。

河島英昭 (カワシマヒデアキ)

1933年生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒業、同大学名誉教授。2018年5月没。『ウンガレッティ全詩集』でピーコ・デッラ・ミランドラ賞、『薔薇の名前』で日本翻訳文化賞、 BABEL国際翻訳大賞、日本翻訳出版文化賞、『イタリア・ユダヤ人の風景』で読売文学賞受賞。他に、 カルヴィーノ、パヴェーゼ、マキアヴェッリ等の訳書、 『イタリアをめぐる旅想』等の著書多数。

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