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ツクラレタココロ 創られた心 AIロボットSF傑作選

創られた心

在庫あり

定価
1,540円(本体価格:1,400円)
ジャンル
  1. SF > アンソロジー
レーベル
  1. 創元SF文庫
判型
文庫判
ページ数
576ページ
初版
2022年2月10日
ISBN
978-4-488-79101-8
Cコード
C0197
文庫コード
SF-ン-11-1
装画
加藤直之
装幀
岩郷重力+W.I

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内容紹介

人工的な心や生命。ゴーレム、オートマトン、ロボット、アンドロイド、ボット、人工知能――人間ではないが人間によく似た機械、人間のために注文に応じてつくられた物体というアイディアは、はるか古代よりわたしたちを魅了しつづけてきた。そしていま、その長い歴史に連なる最新のアンソロジーがここに登場する。ケン・リュウ、ピーター・ワッツ、アレステア・レナルズら、2021年ヒューゴー賞短編部門候補作を含む16の物語を収録。

目次

ヴィナ・ジエミン・プラサド「働く種族のための手引き」
ピーター・ワッツ「生存本能」
サード・Z・フセイン「エンドレス」
ダリル・グレゴリイ「ブラザー・ライフル」
トチ・オニェブチ「痛みのパターン」
ケン・リュウ「アイドル」
サラ・ピンスカー「もっと大事なこと」
ピーター・F・ハミルトン「ソニーの結合体」
ジョン・チュー「死と踊る」
アレステア・レナルズ「人形芝居」
リッチ・ラーソン「ゾウは決して忘れない」
アナリー・ニューイッツ「翻訳者」
イアン・R・マクラウド「罪喰い」
ソフィア・サマター「ロボットのためのおとぎ話」
スザンヌ・パーマー「赤字の明暗法」
ブルック・ボーランダー「過激化の用語集」

著者紹介

ジョナサン・ストラーン

1964年北アイルランド生まれ、オーストラリア在住。90年にSF/FT専門誌Eidolonを創刊、99年まで共同経営者・共同編集人を務めた。フリーランスの編集者・アンソロジストとして活躍し、2010年には編集者としての活動が評価されて世界幻想文学大賞の特別賞を受賞している。また、同年からゲイリー・K・ウルフと共同で制作しているポッドキャストCoode Street Podcastは、2021年ヒューゴー賞ファンキャスト部門を受賞するなど高い評価を受けている。

佐田千織 (サダチオリ)

関西大学文学部卒。英米文学翻訳家。主な訳書に、ヌーヴェル《巨神計画》シリーズ、カヴァン『あなたは誰?』、『AIロボットSF傑作選 創られた心』(共訳)他多数。

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