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エクソダスショウコウグン エクソダス症候群

エクソダス症候群

在庫あり

定価
902円(本体価格:820円)
ジャンル
  1. SF > SF
レーベル
  1. 創元SF文庫
判型
文庫判
ページ数
318ページ
初版
2017年7月21日
ISBN
978-4-488-74702-2
Cコード
C0193
文庫コード
SF-み-2-2
写真
(C)G.iwago
装幀
岩郷重力+S.K

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内容紹介

亡き父がかつて勤めた精神病院に赴任した医師カズキ。彼の帰郷とともに隠された歯車が動き始めた。舞台は火星、テーマは精神医療史。いま注目の気鋭による初長編。

著者紹介

宮内悠介 (ミヤウチユウスケ)

1979年東京生まれ。92年までニューヨーク在住、早稲田大学第一文学部卒。在学中はワセダミステリクラブに所属。インド、アフガニスタンを放浪後、麻雀プロの試験を受け補欠合格するも、順番が来なかったためプログラマになる。囲碁を題材とした「盤上の夜」を第1回創元SF短編賞に投じ、受賞は逸したものの選考委員特別賞たる山田正紀賞を贈られ、創元SF文庫より刊行された秀作選アンソロジー『原色の想像力』に同作が収録されデビュー。また同作を表題とする『盤上の夜』は第一作品集ながら第147回直木賞候補となり、第33回日本SF大賞を受賞。またこの書籍収録段階で短編「盤上の夜」が第44回星雲賞日本短編部門の参考候補作となった。さらに第二作品集『ヨハネスブルグの天使たち』も第149回直木賞候補となり、第34回日本SF大賞特別賞を受賞した。2013年、第6回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞を受賞。2017年、『彼女がエスパーだったころ』で第38回吉川英治文学新人賞を、『カブールの園』で第30回三島由紀夫賞を受賞。さらに同年発表した『あとは野となれ大和撫子』は第49回星雲賞日本長編部門を受賞し第157回直木賞の候補ともなった。

著訳者の既刊本

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