ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

スハスペースノス スは宇宙のス

スは宇宙のス

在庫なし

定価
858円(本体価格:780円)
ジャンル
  1. SF > 短編集
レーベル
  1. 創元SF文庫
判型
文庫判
ページ数
370ページ
初版
1971年10月8日
ISBN
978-4-488-61204-7
Cコード
C0197
文庫コード
SF-フ-1-4
装画
吉永和哉
装幀
田中久美子+WONDER WORKZ。

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内容紹介

――ヴェルヌはぼくの父親、ウェルズはぼくの賢明なる伯父さん、ポオは蝙蝠の翼をもった従兄弟、シェリー夫人はぼくの母親だったこともある。バローズやハガード、スティーヴンスンの小説をむさぼり読んだ少年の日のぼく――。幻想と抒情のSF詩人が、読者を幼年時代へ、怪異な夢魔の息づく不可思議な世界へと誘う珠玉短編16編。まえがき=レイ・ブラッドベリ/訳者あとがき=一ノ瀬直二

目次

「さなぎ」
「火の柱」
「ゼロ・アワー」
「あの男」
「脱出する男の時間」
「孤独な散歩者」
「別れも愉し」
「透明少年」
「ぼくの地下室へおいで」
「遠くて長いピクニック」
「泣き叫ぶ女の人」
「微笑」
「浅黒い顔、金色の目」
「市街電車」
「飛行具」
「イカルス・モンゴルフィエ・ライト」

著者紹介

レイ・ブラッドベリ

1920年8月22日、アメリカのイリノイ州生まれ。1934年にカリフォルニア州へ移住。少年時代からSFを耽読し、1941年にヘンリー・ハースとの共作「振り子」で雑誌デビュー。その後、独特の流麗な文体により“SFの抒情詩人”と呼ばれるまでになる。代表作に『火星年代記』『華氏451度』『何かが道をやってくる』『ウは宇宙船のウ』など。また1956年にはジョン・ヒューストン監督映画『白鯨』の脚本を担当した。2004年、アメリカの芸術家にとって最大の栄誉であるナショナル・メダル・オブ・アーツを受章。2012年6月5日没。

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