芸術への狂おしい執念、実ることのない凄絶な恋慕──怨霊の面で官能の美を舞った異端の能楽師の姿に魅入られた若き能面師とその姉の運命を描く傑作中編「阿修羅(あしゆら)花伝」。死ぬのならここで死にたいと思わせるような満開の桜。平家の落人たちの集落に広がる絶景の謎「平家の桜」ほか、文庫初収録作多数の十六編とエッセイ五編で贈る〈赤江瀑アラベスク〉最終巻。全三巻堂々完結。著者あとがき=赤江瀑/解説=東雅夫
ヨウカサンラン アカエバクアラベスク3 妖花燦爛 赤江瀑アラベスク〈3〉
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内容紹介
目次
「平家の桜」
「櫻瀧(さくらだき)」
「春の寵児」
「龍の訪れ」
「恋川恋草恋衣(こいかわこいぐさこいごろも)」
「霧ホテル」
「阿修羅(あしゆら)花伝」
「奏でる艀(はしけ)」
「伽羅(きやら)の燻(くゆ)り」
「静狂記(せいきようき)」
「阿修羅の香り」
「刃艶(はづや)」
「星月夜の首」
「狐(きつね)の鼓(つづみ)」
「しびれ姫」
「夜(よ)を籠(こ)めて」
「櫻瀧(さくらだき)」
「春の寵児」
「龍の訪れ」
「恋川恋草恋衣(こいかわこいぐさこいごろも)」
「霧ホテル」
「阿修羅(あしゆら)花伝」
「奏でる艀(はしけ)」
「伽羅(きやら)の燻(くゆ)り」
「静狂記(せいきようき)」
「阿修羅の香り」
「刃艶(はづや)」
「星月夜の首」
「狐(きつね)の鼓(つづみ)」
「しびれ姫」
「夜(よ)を籠(こ)めて」