タマサカニンギョウドウソレカラ たまさか人形堂それから
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内容紹介
人形を作らない澪(みお)さんには、作り手にのしかかる重圧は、永久にわからない――スランプに苦しむ職人の冨永(とみなが)が放った言葉に傷付きながらも、新人店主・澪は人形教室に通って、「作る側」の心に真摯に向き合おうと努力する。着せ替えドールを巡る騒動、髪が伸びる市松人形……人形修復店に持ち込まれる様々な謎を描く珠玉のミステリ連作集。書き下ろし「戯曲 まさかの人形館」を収める。著者あとがき=津原泰水/解説=倉数茂
目次
「一 香山(かやま)リカと申します」
「二 髪が伸びる」
「三 小田巻姫(おだまきひめ)」
「四 ピロシキ日和(びより)」
「五 雲を越えて」
「六 戯曲 まさかの人形館」
「二 髪が伸びる」
「三 小田巻姫(おだまきひめ)」
「四 ピロシキ日和(びより)」
「五 雲を越えて」
「六 戯曲 まさかの人形館」