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オオマリケサツジンジケン 大鞠家殺人事件

大鞠家殺人事件

在庫僅少

定価
1,320円(本体価格:1,200円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
476ページ
初版
2025年1月31日
ISBN
978-4-488-45609-2
Cコード
C0193
文庫コード
M-あ-9-9
装画
玉川重機
装幀
岩郷重力+R.F

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内容紹介

*第75回日本推理作家協会賞【長編および連作短編集部門】受賞作
*第22回本格ミステリ大賞【小説部門】受賞作
*第3位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい!2023年版 国内篇
*第6位『2023本格ミステリ・ベスト10』国内篇
*第8位『このミステリーがすごい! 2023年版』国内編

大阪の商人文化の中心地として栄華を極めた船場。戦下の昭和18年、婦人化粧品販売で富を築いた大鞠家の長男に嫁いだ陸軍少将の娘、中久世美禰子。だが夫は軍医として出征し、一癖も二癖もある大鞠家の人々のなかに彼女は単身残される。やがて当主の死を皮切りに、相次ぐ惨劇が一族を襲うが……本格推理の真髄を突く、第75回日本推理作家協会賞、第22回本格ミステリ大賞受賞作。著者あとがき=芦辺拓/解説=杉江松恋

著者紹介

芦辺拓 (アシベタク)

1958年大阪府生まれ。同志社大学卒。86年「異類五種」で第2回幻想文学新人賞に佳作入選。90年『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。2022年『大鞠家殺人事件』で第75回日本推理作家協会賞および第22回本格ミステリ大賞を受賞。著作は『紅楼夢の殺人』『綺想宮殺人事件』『奇譚を売る店』『スチームオペラ』『異次元の館の殺人』『鶴屋南北の殺人』『名探偵は誰だ』『乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび』など多数。

著訳者の既刊本

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