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シュウキゲンテイクリキントンジケン 秋期限定栗きんとん事件〈下〉

秋期限定栗きんとん事件〈下〉

在庫あり

定価
660円(本体価格:600円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
244ページ
初版
2009年3月13日
ISBN
978-4-488-45106-6
Cコード
C0193
文庫コード
M-よ-1-6
装画
片山若子
装幀
岩郷重力+WONDER WORKZ。

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内容紹介

わたし、前から思っていたの。恋とはどんなものかしらって。

ぼくは思わず苦笑する。去年の夏休みに別れたというのに、何だかまた、小佐内さんと向き合っているような気がする。ぼくと小佐内さんの間にあるのが、極上の甘いものをのせた皿か、連続放火事件かという違いはあるけれど……ほんの少しずつ、しかし確実にエスカレートしてゆく連続放火事件に対し、ついに小鳩君は本格的に推理を巡らし始める。小鳩君と小佐内さんの再会はいつ? 解説=辻真先

*第4位『ミステリが読みたい!2010年版』/国内篇キャラクター部門
*第10位『このミステリーがすごい!2010年版』/国内編

著者紹介

米澤穂信 (ヨネザワホノブ)

1978年岐阜県生まれ。2001年、『氷菓』で第5回角川学園小説大賞奨励賞(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞してデビュー。青春小説としての魅力と謎解きの面白さを兼ね備えた作風で注目され、『春期限定いちごタルト事件』などの作品で人気作家としての地位を確立する。11年に『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞、14年『満願』で第27回山本周五郎賞、21年『黒牢城』で第12回山田風太郎賞、翌年には同作品で第166回直木賞を受賞。ほかの著書に『さよなら妖精』『犬はどこだ』『王とサーカス』『真実の10メートル手前』『追想五断章』『リカーシブル』『本と鍵の季節』『可燃物』『米澤屋書店』などがある。

著訳者の既刊本

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