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ハナヨメクビ 花嫁首 眠狂四郎ミステリ傑作選

花嫁首

在庫あり

定価
1,430円(本体価格:1,300円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 時代本格
  1. 国内ミステリ > 短編集
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
506ページ
初版
2017年3月24日
ISBN
978-4-488-43912-5
Cコード
C0193
文庫コード
M-し-8-2
装画
森美夏
装幀
山田英春

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内容紹介

ころび伴天連(バテレン)の父と武士の娘である母を持ち、虚無をまとう孤高の剣士・眠狂四郎。彼は時に老中・水野忠邦の側頭役から依頼を受け、時に旅で訪れた土地で謎と遭遇して、数々の難事件を解決する名探偵でもあった。密室状態にある大名屋敷の湯殿で、奥女中が相次いで不可解な死を遂げる「湯殿の謎」。寝室で花嫁の首が刎(は)ねられ、代りに罪人の首が継ぎ合せられていた「花嫁首」。時代小説の大家が生み出した異色の名探偵が奇怪な事件に挑む、珠玉の21編を収録する。解説=末國善己

目次

「雛の首」
「禁苑の怪」
「悪魔祭」
「千両箱異聞」
「切腹心中」
「皇后悪夢像」
「湯殿の謎」
「疑惑の棺」
「妖異碓氷峠」
「家康騒動」
「毒と虚無僧」
「謎の春雪」
「からくり門」
「芳香異変」
「髑髏屋敷」
「狂い部屋」
「恋慕幽霊」
「美女放心」
「消えた兇器」
「花嫁首」
「悪女仇討」

著者紹介

柴田錬三郎 (シバタレンザブロウ)

1917年岡山県生まれ。慶應義塾大学卒。在学中『三田文学』に「十円紙幣」を発表。戦後、編集者生活を経て、51年『イエスの裔』で第26回直木賞を受賞。代表作に『御家人斬九郎』『赤い影法師』『徳川太平記』などがあり、〈眠狂四郎シリーズ〉は一大ブームとなった。1978年没。

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