ワタシノワスレモノ わたしの忘れ物
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内容紹介
まだ雪の残る3月、H大に通う中辻恵麻が学生部の女性職員から無理矢理に紹介された、商業施設の忘れ物センターでのアルバイト。夏休みに行ったインターンシップでの失敗を引きずる、遠慮がちで自己肯定できない恵麻に、なぜ? 忘れ物の持ち主やセンターのスタッフとの交流の中で、恵麻が見いだしたものとは──。六つの忘れ物を巡って描かれる、心にじんわりと染みる連作集。解説=若林踏
目次
「妻の忘れ物」
「兄の忘れ物」
「家族の忘れ物」
「友の忘れ物」
「彼女の忘れ物」
「私の忘れ物」
「兄の忘れ物」
「家族の忘れ物」
「友の忘れ物」
「彼女の忘れ物」
「私の忘れ物」