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カンゴクシャノサツジン 監獄舎の殺人 ミステリーズ!新人賞受賞作品集

監獄舎の殺人

在庫なし

定価
836円(本体価格:760円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > アンソロジー
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
286ページ
初版
2016年12月22日
ISBN
978-4-488-40060-6
Cコード
C0193
文庫コード
M-ん-9-2
装画
丹地陽子
装幀
東京創元社装幀室

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内容紹介

「ミステリーズ!新人賞」から、これまで数多くの才能が登場してきた。圧倒的な筆力で恐怖と謎を描く美輪和音。緻密な構成と奇抜な設定で魅せる近田鳶迩。軽妙な語り口で贈るユーモアミステリの新星・櫻田智也。医療ミステリの新たな書き手と期待される浅ノ宮遼。端正なロジックが冴える時代ミステリの旗手・伊吹亜門。新鋭五人の輝かしい出発点となった作品を一冊にして贈る。

目次

美輪和音「強欲な羊」
近田鳶迩「かんがえるひとになりかけ」
櫻田智也「サーチライトと誘蛾灯」
浅ノ宮遼「消えた脳病変」
伊吹亜門「監獄舎の殺人」

著者紹介

美輪和音 (ミワカズネ)

東京都生まれ。青山学院大学卒。大良美波子(だいらみわこ)名義でテレビドラマ「美少女H」や、秋元康原作のホラー映画〈着信アリ〉シリーズなどの脚本を手がける。2010年「強欲な羊」で第7回ミステリーズ!新人賞を受賞し、小説家デビュー。著作にデビュー短編を収録した『強欲な羊』の他、『8番目のマリア』『ゴーストフォビア』『捕食』がある。

櫻田智也 (サクラダトモヤ)

1977年北海道生まれ。埼玉大学大学院修士課程修了。2013年「サーチライトと誘蛾灯」で第10回ミステリーズ!新人賞を受賞。17年、受賞作を表題作にした連作短編集でデビュー。18年、同書収録の「火事と標本」が第71回日本推理作家協会賞候補になった。21年、『蝉かえる』で第74回日本推理作家協会賞と第21回本格ミステリ大賞を受賞。

浅ノ宮遼 (アサノミヤリョウ)

1978年生まれ。宮城県仙台市出身。新潟大学医学部卒の現役医師。2014年、「消えた脳病変」で第11回ミステリーズ!新人賞を受賞。16年、同作を連作化した『片翼の折鶴』(文庫化に際し、『臨床探偵と消えた脳病変』に改題)を刊行し、話題となる。

伊吹亜門 (イブキアモン)

1991年愛知県生まれ。同志社大学卒。2015年「監獄舎の殺人」で第12回ミステリーズ!新人賞を受賞、18年に同作を連作化した『刀と傘』でデビュー。翌年、同書で第19回本格ミステリ大賞を受賞。他の著書に『雨と短銃』『幻月と探偵』『京都陰陽寮謎解き滅妖帖』『焔と雪』『帝国妖人伝』がある。

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