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グッゲンハイムノナゾ グッゲンハイムの謎

グッゲンハイムの謎

在庫僅少

定価
1,320円(本体価格:1,200円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
314ページ
初版
2025年10月10日
ISBN
978-4-488-23106-4
Cコード
C0197
文庫コード
M-タ-4-2
装画
ミヤザキコウヘイ
装幀
中村聡

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内容紹介

円形の建物とらせん状のスロープ。ニューヨークにある風変わりな構造のグッゲンハイム美術館で火事騒動が起き、カンディンスキーの名画が何者かによって盗まれた。家族と美術館を訪れていたテッドは、刑事に疑いをかけられたおばを救うため、「ほかの人とはちがう」優れた頭脳を駆使して犯行が可能だった人物を絞りこんでいく。『ロンドン・アイの謎』続編の爽快な謎解きミステリ! 訳者あとがき=越前敏弥/解説=川出正樹

著者紹介

ロビン・スティーヴンス

1988年アメリカ生まれ。3歳からイギリスで育つ。2014年『お嬢さま学校にはふさわしくない死体』で作家デビュー。ほかの著作に『貴族屋敷の嘘つきなお茶会』『オリエント急行はお嬢さまの出番』などがある。シヴォーン・ダウド基金から『ロンドン・アイの謎』の続編執筆を依頼され、ダウドの没後10周年にあたる17年に『グッゲンハイムの謎』を発表した。

シヴォーン・ダウド

1960年ロンドン生まれ。オックスフォード大学卒業。2006年、『すばやい澄んだ叫び』で作家デビューし、ブランフォード・ボウズ賞とアイリーシュ・ディロン賞を受賞。07年に『ロンドン・アイの謎』を発表したが、わずか2か月後の8月、乳癌(にゆうがん)のため47歳で逝去。同作でビスト最優秀児童図書賞(現・KPMGアイルランド児童図書賞)を、死後刊行された『ボグ・チャイルド』でカーネギー賞を受賞した。

越前敏弥 (エチゼントシヤ)

1961年生まれ、東京大学文学部卒業。英米文学翻訳家。主な訳書に、ドロンフィールド「飛蝗の農場」、D・ブラウン「ダ・ヴィンチ・コード」「オリジン」、クイーン「Yの悲劇」、F・ブラウン「真っ白な嘘」など。

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