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ソノツミハエガケナイ その罪は描けない

その罪は描けない

在庫あり

定価
1,430円(本体価格:1,300円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > ハードボイルド
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
シリーズ
  1. リディア・チン&ビル・スミス・シリーズ
判型
文庫判
ページ数
402ページ
初版
2023年6月30日
ISBN
978-4-488-15316-8
Cコード
C0197
文庫コード
M-ロ-3-15
装画
朝倉めぐみ
装幀
岡本歌織(next door design)

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内容紹介

「証明してくれよ、おれが犯人だと」銃を持って私立探偵ビルを訪ねてきた男サムは言った。彼はかつての依頼人で殺人者。刑務所で画才を見出され、現在は画家として活躍中だ。記憶も証拠もないが、最近ニューヨークで起きた二件の女性殺害事件は自分の犯行だと主張するサムの話の真偽を、ビルは相棒リディアと調べだすが……。必読の現代ハードボイルド〈リディア&ビル〉シリーズ。解説=吉野仁

著者紹介

S・J・ローザン

1950年ニューヨーク生まれ。様々な職業を経て、90年頃から書き始めたミステリで、ふたりの私立探偵、中国系女性のリディア・チンと白人男性のビル・スミスを生み出し、94年に発表した『チャイナタウン』を第一作とする長編や多くの中短編で活躍させている。『ピアノ・ソナタ』『天を映す早瀬』でシェイマス賞、『どこよりも冷たいところ』でアンソニー賞、『冬そして夜』でMWA(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀長編賞を、「ペテン師ディランシー」でMWA最優秀短編賞を受賞するなど、現代を代表する私立探偵小説の書き手として高く評価されている。

直良和美 (ナオラカズミ)

東京生まれ。お茶の水女子大学理学部卒業。英米文学翻訳家。主な訳書、ローザン「チャイナタウン」「ピアノ・ソナタ」、デ・ジョバンニ「集結」「誘拐」、フレムリン「泣き声は聞こえない」など。

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