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コノマチノダレカガ この町の誰かが

この町の誰かが

在庫なし

定価
814円(本体価格:740円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > 警察小説
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
ページ数
366ページ
初版
1999年9月17日
ISBN
978-4-488-15202-4
Cコード
C0197
文庫コード
M-ウ-2-2

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内容紹介

●恩田陸氏推薦――「『ユージニア』の構想のきっかけになったのは、この作品です」
●若竹七海氏推薦――「読みはじめたら最後、仕事は手につかないし、眠れないし、食べられない。」

ひとりの女子高校生が死体で発見されたとき、平和な町クロックフォードの素顔があらわになる。あの子を殺したのは誰か? 浮かんでは消えていく容疑者たち。焦燥する捜査班。怒りと悲しみ、疑惑と中傷のなか、事件は予測のつかない方向へと展開していく。警察小説の巨匠が全編インタビュー形式で描く《アメリカの悲劇》の構図。

著者紹介

ヒラリー・ウォー

1920年アメリカ生まれ。1952年に刊行した『失踪当時の服装は』で注目されて以降、地方都市を舞台にした警察小説を発表。コネティカット州ストックフォード警察署のフェローズ署長を主人公にしたシリーズは、『事件当夜は雨』『冷えきった週末』など、本格ミステリの妙味溢れる緻密な秀作が多い。1989年にMWAから生涯功労賞を贈られる。翌年『この町の誰かが』を発表、健筆ぶりを示した。2008年没。

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