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シミノテチョウ19 紙魚の手帖 vol.19 OCTOBER 2024

紙魚の手帖 vol.19 OCTOBER 2024

在庫僅少

定価
1,540円(本体価格:1,400円)
ジャンル
  1. 一般文芸 > 紙魚の手帖
  1. 国内ミステリ > ミステリ
判型
A5判並製
ページ数
295ページ
初版
2024年10月11日
ISBN
978-4-488-03124-4
Cコード
C0093
装画
飯田研人
装幀
アルビレオ

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内容紹介

■第34回鮎川哲也賞選評、および第2回創元ミステリ短編賞選評&受賞作・歳内沙都「桜越しに空を撮る」掲載。■本邦初訳短編掲載などで贈る、特集「美しくも歪(ゆが)んだ世界へようこそ― ジョン・コナリーの物語」。■気鋭による傑作読切 古矢永塔子「私たちの愛の巣」、嶋津輝「稲子のカフェー」掲載。■新野剛志が贈る、終戦まもない東京を活写する連作『粒と棘』、堂々の連載最終回ほか。

目次

【受賞作決定!】
第34回鮎川哲也賞選評 青崎有吾・東川篤哉・麻耶雄嵩
第2回創元ミステリ短編賞選評 大倉崇裕・北村 薫・辻堂ゆめ

【第2回創元ミステリ短編賞受賞作】
桜越しに空を撮る 歳内沙都
●中学校の卒業式。萌は、親友の美緒が不登校になってしまった、二年前の事件を思い出す……。第2回創元ミステリ短編賞受賞作

【特集 美しくも歪(ゆが)んだ世界へようこそ― ジョン・コナリーの物語】
身元不明者の解剖(一六三七) フランス・ミアー ジョン・コナリー 田内志文 訳
●この文章は、『身元不明者の解剖』と題された絵画の分析である――しかし、何かがおかしい

鼠(ねずみ)の王 ジョン・コナリー 田内志文 訳
●むかしむかし。私たちの町で鼠がどんどん増え続け、鼠の王はすべてを見守っていました――異世界冒険『失われたものたちの本』に連なる一編

2024年10月刊行!『キャクストン私設図書館』文庫化

【小説・連載】
渦中の人 お蔦さんの神楽坂日記 西條奈加
●望が家に帰ると、世間を騒がせている有名人がいて……

きみのかたち 第13回 坂木 司
●小学六年生のあいだで噂になっている転校生。彼はいったいなにを企んでいる?

粒と棘 最終話 何度でも 新野剛志
●終戦から十年以上が経った東京で生きる“かれら〟は、今どこで何をしているだろう。戦後を活写する連作、完結

フルハウス 第3回 堂場瞬一
●膝が痛む……。大会本番までには絶対に回復する。俺と須山の夢のために

不等辺五角形 第4回 貫井徳郎
●証言者のなかで歪なずれを来した互いの認識と関係。事件はさらなる迷宮へ

【小説・読切】
私たちの愛の巣 古矢永塔子
●同じ団地の別棟に暮らす、手芸作家の千尋と主婦の芽依。二人が守ってきた生活が、徐々にほころび始め――

稲子のカフェー 嶋津 輝
●活気のない商店街にある、カフェー西行。意を決して入店した主婦・稲子は、目当ての女給の姿を探す――

【コミック】
第8回 左利きの帝国 熊倉 献
●左利きの左利きによる左利きのための社会を目指して

【創立70周年記念企画】
エッセイ 「わたしと東京創元社」
●豪華執筆陣による一年限定特別連載!
中村有希/凪良ゆう/法月綸太郎/東 雅夫/廣嶋玲子/フランシス・ハーディング

【ESSAY】
私の小さな地図帖 その八 すべて立ちすくむものの上に 山崎佳代子
装幀の森 第13回 山田英春
翻訳のはなし 第十七回 演じること、奏すること。 高橋 啓
乱視読者の読んだり見たり 第13回 キャット・レイディたちをめぐって 若島 正
ホームズ書録 三上於菟吉の「這う男」翻案を収録の単行本 北原尚彦

【COLUMN】
みすてりあーな・のーと その5 長沼弘毅氏のこと 戸川安宣
ごほうびごはん*黒いカラアゲ 静月遠火
行かない旅の栞*人類の叡智(えいち)は消えたのか? 永嶋恵美
読書日記 王城夕紀

【INTERVIEW 期待の新人】
井上先斗

【INTERVIEW 注目の新刊】
『彗星を追うヴァンパイア』 河野 裕
『少女には向かない完全犯罪』 方丈貴恵

【BOOKREVIEW】
[文芸全般]   瀧井朝世
[国内ミステリ] 宇田川拓也
[翻訳ミステリ] 村上貴史
[SF]      渡邊利道
[ファンタジイ] 三村美衣

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