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カイトウロータスキタン 怪盗ロータス綺譚 グランドホテルの黄金消失

怪盗ロータス綺譚

在庫あり

定価
2,310円(本体価格:2,100円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 連作短編集
シリーズ
  1. 帝都探偵絵図
判型
四六判仮フランス装
ページ数
300ページ
初版
2022年11月11日
ISBN
978-4-488-02879-4
Cコード
C0093
装画
yoco
装幀
西村弘美

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内容紹介

「怪盗になる」そう宣言した幼馴染の蓮に仲間として引き入れられ、安西省吾は東京地方裁判所検事局を辞めてともに欧州に渡った。異国で成功した手妻師とそのマネージャーという体裁で帰国した二人は、しばらく日本で休養するはずだったが……蓮は揉め事を起こさないという約束をはぐらかし、次々と不可解な出来事に首を突っ込んでいく。帝国ホテルから一晩で消えた金塊、名家に伝わる嫁入道具をめぐる騒動、すべて一等が出る駄菓子屋の籤の謎――怪盗ロータスの華麗なる推理綺譚。〈帝都探偵絵図〉シリーズ、待望のスピンオフ。

目次

「グランドホテルの黄金消失」
帝国ホテルに持ち込まれた金塊が一晩で消えた。

「特等席」
名家に伝わる嫁入道具・貝合わせの行方を追う。

「埋める者 暴く者」
湯治のはずが、何故か埋蔵金探しに巻きこまれ……。

「すべて当たり籤」
駄菓子屋の籤引きが思わぬ騒動を引き起こす。

「光と影のおむすびころりん」
貧しかった寺男の遺品を盗んだ犯人の目的とは。

著者紹介

三木笙子 (ミキショウコ)

1975年、秋田県生まれ。2008年『人魚は空に還る』でデビュー。続けて同じ〈帝都探偵絵図〉シリーズである『世界記憶コンクール』『人形遣いの影盗み』『怪盗の伴走者』を刊行。他の著書に『帝都一の下宿屋』『赤レンガの御庭番(エージェント)』『帝都千一夜 美男のシェヘラザード』などがある。

著訳者の既刊本

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