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イッシュウカンノシゴト 一週間のしごと 【単行本版】

一週間のしごと

在庫なし

定価
1,980円(本体価格:1,800円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 青春ミステリ
レーベル
  1. ミステリ・フロンティア
判型
四六判仮フランス装
ページ数
332ページ
初版
2005年11月30日
ISBN
978-4-488-01720-0
Cコード
C0093
装画
スカイエマ
装幀
岩郷重力+WONDER WORKZ。

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内容紹介

幼馴染の菜加には拾い癖があった。犬や猫、果てはアルマジロなど、処理に困るものばかり拾ってくるのだ。いつも後始末は恭平の役目。恭平はいつも「猪突猛進」という言葉を体現したかのような菜加の言動に振り回されてばかりいる。
そんな菜加がまたしても拾ってきたのは――人間の子供。渋谷の雑踏で置き去りにされたのを見て連れてきたのだと言うが、この行為が後に恭平の友人・忍や菜加の弟・克己を巻き込んだ末にあんな結末を迎えるなどとは、このときの恭平には予想すら出来なかった!

著者紹介

永嶋恵美 (ナガシマエミ)

1964年福岡県生まれ。94年、映島巡名義の「ZERO」で第4回少年ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞。2000年、永嶋恵美名義で発表した『せん-さく』で注目を浴びる。16年、「ババ抜き」で第69回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。他の作品に『転落』『災厄』『視線』『泥棒猫ヒナコの事件簿 あなたの恋人、強奪します。』などがある。

著訳者の既刊本