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ワカキヒノカナシミ 若き日の哀しみ 【単行本版】

若き日の哀しみ

在庫なし

定価
1,650円(本体価格:1,500円)
ジャンル
  1. 一般文芸 > 短編集
レーベル
  1. 海外文学セレクション
判型
四六判上製
ページ数
167ページ
初版
1995年7月15日
ISBN
978-4-488-01607-4
Cコード
C0097

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内容紹介

ユダヤ人であった父親は強制収容所に連行され二度と帰ることはなかった。悲惨な歴史的背景のもと、自らの少年時代を限りなく美しい叙情と、アイロニーに満ちた筆致でつづった旧ユーゴを代表する作家の詩的連作短編集。

著者紹介

ダニロ・キシュ

1935年、ユーゴスラビア、スボティツァ市に生まれる。第二次世界大戦中、ユダヤ人であった父は強制収容所に送られ帰らぬ人となる。ベオグラード大学比較文学科を卒業後、作家活動に。同時にロートレアモン、エセーニンなどの詩作品の翻訳も始める。セルビア・クロアチア語及び文学の講師としてフランス各地で教鞭を取り、1979年にパリに移り住む。1989年、同地に死す。作品は二十以上の言語に翻訳され、国内はもとより、仏、伊、独、米などの数々の賞を受賞。『若き日の哀しみ』にはじまる大戦中の家族を描いた自伝的な家族三部作や、『ボリス・ダビドビッチの墓』等がある。