ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

ヒトトイウカイブツ 人という怪物〈下〉 混沌の叫び3

人という怪物〈下〉

在庫なし

定価
2,530円(本体価格:2,300円)
ジャンル
  1. SF > SF
  1. ファンタジイ > ファンタジイ
  1. 一般文芸 > 一般文芸
シリーズ
  1. 混沌の叫び 3
判型
四六判並製
ページ数
372ページ
初版
2013年9月20日
ISBN
978-4-488-01003-4
Cコード
C0097
装画
寺坂耕一
装幀
藤田知子

オンライン書店で購入

内容紹介

移民船の着陸を前に、スパクルと人間との和解は成るのか? 権力を独占しようとするプレンティス総統と、暴力的なゲリラ軍の指導者ミストレス・コイルは互いを信用しないまま共通の敵を前に足踏みをしていた。トッドとヴァイオラは、なんとか二つの民族の和平まとめようとする。一方スパクル側には意外な情報源が……。3部作でガーディアン賞、コスタ賞、カーネギー賞を独占したYA文学の金字塔。巻末に付録短編「新世界」を収録。

著者紹介

パトリック・ネス

1971年、米国バージニア州生まれ。カリフォルニア州で大学を卒業後、1999年に英国に渡る。一般小説としてThe Crash of Hennington、短編集Topics About Which I Know Nothingの2冊を発表。その後、YA向けの〈混沌(カオス)の叫び〉三部作に取り組んだ。第一部『心のナイフ』でガーディアン賞、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞、ブックトラスト・ティーンエイジ賞、第二部『問う者、答える者』でコスタ賞児童書部門、第三部『人という怪物』でカーネギー賞に輝いた。シヴォーン・ダウド原案の『怪物はささやく』では、カーネギー賞、ケイト・グリーナウェイ賞の同時受賞を果たした。

金原瑞人 (カネハラミズヒト)

1954年生まれ。翻訳家・法政大学教授。訳書にディレイニー『魔使いの弟子』、『魔使いの呪い』『魔使いの秘密』、ブロック〈ウィーツィ・バット・ブックス〉全5巻プライス『500年のトンネル』(以上東京創元社)、ストラウド『バーティミアス』(理論社)、クラッチャー『アイアンマン』(ポプラ社)、ローズ『ティモレオン』(中央公論文庫)、シアラー『青空のむこう』(求龍堂)、アランハフト『ラスト・ドッグ』(ほるぷ出版)、ウェストール『ブラッカムの爆撃機』(岩波書店)など。エッセイに『翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった』(牧野出版)、編著書に『12歳からの読書案内』などがある。

この本もおすすめ