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2019.08.07


声優・花澤香菜さんが巻末解説! 『ゼーガペイン』『ゼーガペインADP』スピンオフ長編小説『エンタングル:ガール』(高島雄哉著・創元日本SF叢書)8月29日発売!

2006年に放映されたTVアニメーション『ゼーガペイン』は、舞浜南高校を舞台に衝撃的なヴァーチャルリアリティ世界を構築した、ゼロ年代最高の本格SFアニメーション。翌年の星雲賞メディア部門の候補作となり、2016年には劇場作品『ゼーガペインADP』も制作されました。本書『エンタングル:ガール』は、新進気鋭のハードSF作家が『ゼーガペイン』をオリジナルな着想で語り直したスピンオフ長編小説です。

その巻末解説を、主役のひとり、カミナギ・リョーコを演じた花澤香菜さんにお寄せいただきました。

「『ゼーガペイン』を知らずに初めて読む人は、度肝を抜かれると思います。すごくうらやましい」――花澤香菜

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「本書では『了子はゼーガペインに乗らない』といった違いはありますが、『ゼーガペイン』の世界ときっちり地つづきになっていて、違和感はまったくありません。本書を読んでからアニメを見てもすごく楽しいと思います」(花澤香菜、解説より)


●『エンタングル:ガール』カバーデザイン完成!
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・著者名:高島雄哉(たかしま・ゆうや)
・カバー:あきづきりょう
・創元日本SF叢書(四六判単行本・仮フランス装・272ページ)
・定価:1800円(本体)
・出版社:東京創元社

今回のスピンオフ長編『エンタングル:ガール』は、主要登場人物の守凪了子(カミナギ・リョーコ)が主人公。彼女が所属する映画研究部の仲間6人とAIを駆使してコンテスト用の長編映画をつくるまでの物語。コンテストの受付締切は、夏休みの最終日。撮影を続けるなかで、了子たちはこの高校が置かれた奇妙な齟齬に気づく。高校だけではない、この街自体も......。
ハードSFの期待の俊英が、ゼロ年代最高の本格SFアニメーション『ゼーガペイン』を再構築する。

●著者 高島雄哉(たかしま・ゆうや)
1977年山口県宇部市生まれ。徳山市(現・周南市)育ち。東京都杉並区在住。東京大学理学部物理学科卒、東京藝術大学美術学部芸術学科卒。2014年、第5回創元SF短編賞を「ランドスケープと夏の定理」で受賞(門田充宏「風牙」と同時受賞)、2018年に、これを長編化した初の著書『ランドスケープと夏の定理』を上梓。同書は新人作家の第一作ながら『SFが読みたい!』で国内編第5位となり、2019年の星雲賞日本長編部門の候補となるなど高い評価を得た。また、2016年の劇場作品『ゼーガペインADP』ではSF考証を担当、以降『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』など多くの作品に参加している。twitterアカウントは@7u7a_TAKASHIMA

●高島雄哉先生サイン会+トークイベントを8月31日に開催!
著者・高島雄哉先生、『ゼーガペインADP』プロデューサー松村圭一氏(サンライズ)、東京創元社編集部・小浜徹也によるトークのあと、高島先生による『エンタングル:ガール』サイン会を開催します。
・日時:2019年8月31日(土) 14:00~(開場13:45)
・会場:芳林堂書店高田馬場店8Fイベントスペース
・参加方法:2019年8月2日(金)朝10時より、芳林堂書店高田馬場店3階?にて書籍をご予約、もしくはご購入された方に参加券をお渡しします。
・参加特典:トークショーにご参加いただいた方には「ポストカード」をプレゼントします。
・芳林堂書店3階レジ、電話、メールで参加申込み受付中です。
 詳細は「芳林堂書店」ホームページをご覧ください。

●Webラジオ「『エンタングル:ガール』刊行記念 創元ゼーガペイン・ラジオ」を、YouTube「東京創元社チャンネル」ほかで配信中!
毎週水曜日午後6時より、著者の高島雄哉先生と東京創元社編集部・小浜徹也が刊行にまつわる裏話などを語ります(全10回配信予定)。同じ番組を「キクボン」 、ニコニコ動画「ハピラジ!」でも同時配信しています。