ワタシタチノトクベツナイチニチ 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー
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内容紹介
人生の節目に催される冠婚葬祭――冠は成年として認められる成人式を、婚は婚姻の誓約を結ぶ結婚式を、葬は死者の霊を弔う葬式を、祭は先祖の霊を祀る祭事を指します。四つの行事は人生の始まりと終わり、そしてその先も縁を繋いでいきます。現在の、あるいはこれからの私たちと冠婚葬祭をテーマに、現代文芸で活躍する六人の作家があなたに贈る文庫オリジナル・アンソロジー。
目次
飛鳥井千砂「もうすぐ十八歳」
“成年年齢”ってなんだろう。二〇二二年、智佳は十八歳の岐路を想う
寺地はるな「ありふれた特別」
成人式の朝、果乃子は二十年前を思い出す。話題の著者が描くじんわり温かな物語
雪舟えま「二人という旅」
家読みのシガとクローンのナガノ。二人の旅が迎える“おわり”と“はじまり”
嶋津輝「漂泊の道」
葬儀で出会ったうつくしいひとは、いつも彼女らしい喪服を着ていた
高山羽根子「祀(まつ)りの生きもの」
神社のおまつりで手に入れた不思議な生きもの。その正体はゆらゆらと曖昧でよくわからないまま
町田そのこ「六年目の弔い」
夫の祥月命日を、夫の娘と過ごす――わたしと彼女の不思議な関係が向かう先。
“成年年齢”ってなんだろう。二〇二二年、智佳は十八歳の岐路を想う
寺地はるな「ありふれた特別」
成人式の朝、果乃子は二十年前を思い出す。話題の著者が描くじんわり温かな物語
雪舟えま「二人という旅」
家読みのシガとクローンのナガノ。二人の旅が迎える“おわり”と“はじまり”
嶋津輝「漂泊の道」
葬儀で出会ったうつくしいひとは、いつも彼女らしい喪服を着ていた
高山羽根子「祀(まつ)りの生きもの」
神社のおまつりで手に入れた不思議な生きもの。その正体はゆらゆらと曖昧でよくわからないまま
町田そのこ「六年目の弔い」
夫の祥月命日を、夫の娘と過ごす――わたしと彼女の不思議な関係が向かう先。