ワープの際に生じる空白の七十四秒間、襲撃者から宇宙船を守ることができるのは、マ・フと呼ばれる人工知性だけだった──ひそやかな願いを抱いた人工知性の、静寂の宇宙空間での死闘を描き、第8回創元SF短編賞を受賞した表題作と、独特の自然にあふれた惑星Hを舞台に、乳白色をした8体のマ・フと人類の末裔が織りなす、美しくも苛烈な連作長編「マ・フクロニクル」を収める。文庫版解説=石井千湖
*第6位『おすすめ文庫王国2025』SFベストテン
ナナジュウヨンビョウノセンリツトコドク 七十四秒の旋律と孤独
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内容紹介
目次
「七十四秒の旋律と孤独」
「マ・フ クロニクル」
「一万年の午後」
「口風琴(くちふうきん)」
「恵まれ号 Ⅰ」
「恵まれ号 Ⅱ」
「巡礼の終わりに」
「マ・フ クロニクル」
「一万年の午後」
「口風琴(くちふうきん)」
「恵まれ号 Ⅰ」
「恵まれ号 Ⅱ」
「巡礼の終わりに」