ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

コクウノメ 虚空の眼

虚空の眼

在庫なし

定価
924円(本体価格:840円)
ジャンル
  1. SF > SF
レーベル
  1. 創元SF文庫
判型
文庫判
ページ数
394ページ
初版
1991年6月28日
ISBN
978-4-488-69608-5
Cコード
C0197
文庫コード
SF-テ-1-8
装画
藤野一友「レダのアレルギー」
装幀
松林富久治

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内容紹介

カリフォルニアに建造された陽子ビーム偏向装置が、始動初日、暴走事故を起こした。居あわせた8人の男女は、陽子にさらされ、高みから投げ出される。全員ほどなく病院で無事意識を取り戻すが……そこは彼らが知っている現実世界とは微妙に違った世界だった。もとの世界に帰る方法は? 日本においてディックの名を一躍高からしめた傑作長編。サンリオSF文庫版を再刊。訳者あとがき=大瀧啓裕

著者紹介

フィリップ・K・ディック

アメリカの作家。1928年生まれ。1952年に短編作家として出発し、その後長編を矢つぎばやに発表、「現代で最も重要なSF作家の一人」と呼ばれるまでになる。ゆるぎない日常社会への不信、崩壊してゆく現実感覚を一貫して描き続けた。代表作に『ユービック』『火星のタイム・スリップ』『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』『スキャナー・ダークリー』『ヴァリス』など。1982年歿。

大瀧啓裕 (オオタキケイスケ)

1952年、大阪市生まれ。著書に『魔法の本箱』『エヴァンゲリオンの夢』、訳書にラヴクラフト『文学における超自然の恐怖』、ラッセル『悪魔の系譜』、スミス『ゾティーク幻妖怪異譚』『ヒュペルボレオス極北神怪譚』『アヴェロワーニュ妖魅浪漫譚』、オブライエン『金剛石のレンズ』、ウィルスン〈始末屋ジャック〉シリーズ他多数。

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