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サルノワクセイ 猿の惑星

猿の惑星

在庫なし

定価
836円(本体価格:760円)
ジャンル
  1. SF > SF
レーベル
  1. 創元SF文庫
判型
文庫判
ページ数
244ページ
初版
1968年7月12日
ISBN
978-4-488-63201-4
Cコード
C0197
文庫コード
SF-フ-7-1
装画・装幀
松林富久治

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内容紹介

恒星間飛行を実現した人類は、異郷の惑星で驚くべき光景を目のあたりにする。この星にも人間種族は存在したのだ。だがここでの支配種族はなんと、喋り、武器を操る猿たちであり、人間は知能も言葉も持たぬ、猿に狩りたてられる存在でしかなかったのだ。ヒトは万物の霊長ではない。世界中で絶大な反響を呼び、あまりにも有名な映画の原作となった問題作。訳者あとがき=大久保輝臣

著者紹介

ピエール・ブール

フランスの作家。1912年生まれ。技術者としての教育をうけたのち、東南アジアへ渡る。第二次世界大戦時には現地でフランス軍に従軍。日本軍の捕虜となった経験をもとに執筆し、その後映画化された『戦場にかける橋』(ハヤカワ文庫NV)は、『猿の惑星』とならぶブールのいまひとつの代表作である。1994年歿。諷刺性あふれるSFを数多く発表しており、なかでも『猿の惑星』は、そのセンセーショナルな内容で、発表されるや一躍注目を集めた傑作。また同書を原作に製作された同名のSF映画シリーズは最終的に全5部作となる世界的な大ヒットを記録、TVシリーズも制作された。2001年には、ティム・バートンが再映画化した(邦題は『PLANET OF THE APES/猿の惑星』)。ブールのSF作品では、他に『E=mc2』『カナシマ博士の月の庭園』が邦訳されている。

大久保輝臣 (オオクボテルオミ)

1928年生まれ。1952年東京大学仏文科卒業。主な訳書に、ジャン・コクトー『怖るべき子供たち』、ジュリアン・グリーン『南部・敵・影』、ジョルジュ・シムノン『13の秘密』ほか。1996年歿。