ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

ナニカガミチヲヤッテクル 何かが道をやってくる 【新訳版】

何かが道をやってくる

在庫あり

定価
1,210円(本体価格:1,100円)
ジャンル
  1. SF > SF
  1. ファンタジイ > ダーク・ファンタジイ
レーベル
  1. 創元SF文庫
判型
文庫判
ページ数
412ページ
初版
2023年7月28日
ISBN
978-4-488-61207-8
Cコード
C0197
文庫コード
SF-フ-1-1
写真
samxmeg / Getty Images
装幀
岩郷重力+T.K

オンライン書店で購入

内容紹介

その年、ハロウィーンはいつもより早くやってきた。そしてジムとウィル、ふたりの13歳の少年は、一夜のうちに永久に子供ではなくなった。夜の町に現れたカーニヴァルの喧噪(けんそう)のなか、回転木馬の進行につれて、人の姿は現在から過去へ、過去から未来へ変わりゆき、魔女の徘徊する悪夢の世界が現出する。SFの叙情詩人を代表する一大ファンタジー。著者自身によるあとがきを付す。 著者あとがき=レイ・ブラッドベリ/訳者あとがき=中村融

著者紹介

レイ・ブラッドベリ

1920年、アメリカのイリノイ州に生まれ、34年にカリフォルニア州へ移住。少年時代からSFを耽読し、41年にヘンリー・ハースとの共作「振子(ふりこ)」で商業誌デビュー。その後、独特の流麗な文体により“SFの叙情詩人”と呼ばれるまでになる。代表作に『何かが道をやってくる』『火星年代記』『華氏451度』『10月はたそがれの国』など。また56年にはジョン・ヒューストン監督映画『白鯨』の脚本を担当した。2004年、アメリカの芸術家にとって最大の栄誉であるナショナル・メダル・オブ・アーツを受賞。12年没。

中村融 (ナカムラトオル)

1960年生まれ。中央大学法学部卒、英米文学翻訳家。編著に「影が行く」「時の娘」「星、はるか遠く」、主な訳書にウェルズ「宇宙戦争」、ウィンダム「トリフィド時代」、ブラッドベリ「万華鏡」「何かが道をやってくる」ほか多数。

この本もおすすめ