●紀田順一郎氏推薦――「読後にじわっと恐怖感が増幅してくる。これぞ本格怪奇小説ファン必読の一篇。」
●スティーヴン・キング──「この100年間に世に出た怪奇小説で傑作といえるのは、わたしにはジャクスンの『丘の屋敷』と、この『ねじの回転』の2作だけという気がする」
クリスマス・イヴに古屋敷の炉辺を囲んで幽霊話に興じたのち、ひとりの男が口を開いた。彼の妹の家庭教師である女性から受け取った書簡に記されていた二人の子供の住む邸宅にまつわる逸話は、あまりの恐ろしさゆえ四十年もの間、男の他に誰も聞いたことがないという──その巧緻な文章と曖昧な描写から、だまし絵にも喩えられる古典心霊小説の傑作に、怪奇譚4篇を付して贈る。訳者あとがき/解説=赤井敏夫
ネジノカイテン ねじの回転 心霊小説傑作選
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内容紹介
目次
「ねじの回転」
「古衣装の物語(ロマンス)」
「幽霊貸家」
「オーエン・ウィングレイヴ」
「本当の正しい事」
「古衣装の物語(ロマンス)」
「幽霊貸家」
「オーエン・ウィングレイヴ」
「本当の正しい事」