【ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞受賞】
不自由な暮らしから逃れるための、気まぐれな巡礼行のはずだった。しかし、次第に異様な出来事が一行を襲うようになる。イスタは眠れる男の夢に悩まされ、供のひとりは魔に憑かれる。さらに、国境で隣国の軍に襲われたイスタらは、危ういところをひとりの騎士に助けられた。ふたたび神の訪ないを受け、第2の視覚を得たイスタが、亡き夫の寵臣ルテス卿の息子、アリーズの城で見たものは。ビジョルドの傑作異世界ファンタジー第2弾。訳者あとがき=鍛治靖子
カゲノスムシロ 影の棲む城〈下〉
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