●津原泰水氏推薦――「読者の人生をくるわせるほどのかっこよさである」(本書解説より)
【世界幻想文学大賞受賞「友の最良の人間」収録】
黄昏の列車のなかで、ぼくは目を瞠るほど美しい親子と同席になった。妖艶で饒舌な母親と、うまく舌が回らず涙ぐむ娘。だが母親が急にぼくを誘惑しはじめ、逃げようとしたとたん「いか、か、か、かないで、お願い!」娘が腕にかじりついてきた。……物語に潜む“魔”が筆舌に尽くしがたい余韻を残す表題作をはじめ、世界幻想文学大賞受賞作「友の最良の人間」など全11編を収録。普通小説とファンタジイ/ホラーの融合を果たした、鬼才キャロルの世界! 解説=津原泰水
パニックノテ パニックの手
在庫なし
- 定価
- 792円(本体価格:720円)
- ジャンル
- レーベル
- 判型
- 文庫判
- ページ数
- 286ページ
- 初版
- 2006年5月31日
- ISBN
- 978-4-488-54709-7
- Cコード
- C0197
- 文庫コード
- F-キ-1-9
- 装画
- 中川悠京
- 装幀
- 東京創元社装幀室
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内容紹介
目次
「フィドルヘッド氏」
「おやおや町」
「秋物コレクション」
「友の最良の人間」
「細部の悲しさ」
「手を振る時を」
「ジェーン・フォンダの部屋」
「きみを四分の一過ぎて」
「ぼくのズーンデル」
「去ることを学んで」
「パニックの手」
「おやおや町」
「秋物コレクション」
「友の最良の人間」
「細部の悲しさ」
「手を振る時を」
「ジェーン・フォンダの部屋」
「きみを四分の一過ぎて」
「ぼくのズーンデル」
「去ることを学んで」
「パニックの手」