●宮部みゆき氏推薦――「ホラーも好きだしミステリも好きというような読者にはぴったりな作品。」
●荻原規子氏推薦――「敬愛する児童文学作家の伝記を書きたい。それが戻れない道とは」
●恩田陸氏推薦――「静かに沁みてくる不気味な美しさ。出口のないキャロル・ワールドはここから始まる。」
ぼくの目の前で少年がトラックにはねられた。事故のあと町の人間が聞いてきた。「あの男の子、はねられる前は笑ってました?」笑って?……ここはアメリカの小さな町。一人の天才作家が終生愛した町。ぼくは彼の伝記を書くために逗留している。でも知らなかった。この世には行ってはならない町があることを……。鬼才作家の名を一躍高からしめたデビュー長編。衝撃のダーク・ファンタジイ。訳者あとがき=浅羽莢子
シシャノショ 死者の書
在庫なし
- 定価
- 880円(本体価格:800円)
- ジャンル
- レーベル
- 判型
- 文庫判
- ページ数
- 348ページ
- 初版
- 1988年7月15日
- ISBN
- 978-4-488-54701-1
- Cコード
- C0197
- 文庫コード
- F-キ-1-1
- 装画
- 中川悠京
- 装幀
- 東京創元社装幀室