ギワクノボヒョウ 疑惑の墓標
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- 定価
- 1,012円(本体価格:920円)
- ジャンル
- レーベル
- シリーズ
- 判型
- 文庫判
- ページ数
- 344ページ
- 初版
- 2010年5月28日
- ISBN
- 978-4-488-48503-0
- Cコード
- C0193
- 文庫コード
- M-ふ-2-3
- 装幀
- 大路浩実
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内容紹介
失踪から二カ月、トランク詰めにされた高見沢妙子の遺体が西伊豆で見つかった。愛人関係にあったカメラマンの浅倉が容疑者とされたが、人となりを知る田辺は浅倉の無実を信じて調査を始める。一方、鳴子温泉近くの林で不審な死を遂げた塾講師、坂口三郎。新妻の陽子は夫を殺した男を捜そうと手始めに遺品を整理する。二人のアマチュア探偵の行動はやがて重なり合い、事件の不可分な関係が浮かび上がった。更なる究明を委ねられた捜査一課の相沢と菊地は、墓標に託されたメッセージによって驚愕の真相に至る。藤雪夫との共著『獅子座』『黒水仙』に続くシリーズ第三作にして桂子単独名義の処女作。解説=千街晶之