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セイテツテンシ 製鉄天使

製鉄天使

在庫あり

定価
858円(本体価格:780円)
ジャンル
  1. 一般文芸 > 一般文芸
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
366ページ
初版
2012年11月30日
ISBN
978-4-488-47203-0
Cコード
C0193
文庫コード
M-さ-5-3
写真
Florence Barreau / Getty Images
装幀
岩郷重力+k.k

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内容紹介

東海道を西へ西へ、山を分け入った先の寂しい土地、鳥取県赤珠村。その地に根を下ろす製鉄会社の長女として生まれた赤緑豆小豆は、鉄を支配し自在に操るという不思議な能力を持っていた。荒ぶる魂に突き動かされるように、彼女はやがてレディース〈製鉄天使〉の初代総長として、中国地方全土の制圧に乗り出す──一九八×年、灼熱の魂が駆け抜ける。伝説の少女の唖然呆然の一代記。解説=大森望

著者紹介

桜庭一樹 (サクラバカズキ)

1999年「夜空に、満天の星」(『AD2015隔離都市 ロンリネス・ガーディアン』と改題して刊行)で第1回ファミ通えんため大賞に佳作入選。以降、ゲームなどのノベライズと並行してオリジナル小説を発表。2003年開始の〈GOSICK〉シリーズで多くの読者を獲得し、さらに04年に発表した『推定少女』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が高く評価される。05年に刊行した『少女には向かない職業』は、初の一般向け作品として注目を集めた。“初期の代表作”とされる『赤朽葉家の伝説』で、07年、第60回日本推理作家協会賞を、08年、『私の男』で第138回直木賞を受賞。著作は他に『ブルースカイ』『少女七竈(ななかまど)と七人の可愛そうな大人』『青年のための読書クラブ』『荒野』『ファミリーポートレイト』『製鉄天使』『道徳という名の少年』『伏』など。エッセイ集に《桜庭一樹読書日記》シリーズなどがある。

著訳者の既刊本

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