ロンドンの女優エステラ。その絶大な人気は、体が不自由でウェールズに住んでいるという娘との交流を綴った新聞の連載エッセイに支えられていた。エステラの未来は順風満帆に思われた。服役中の危険人物の夫が、病気のため特赦で出所し、死ぬまえに娘に会いたいと言い出すまでは……。勃発した怪事件に挑むのは、警部チャッキー。巨匠の技巧が冴える、本邦初訳の傑作ミステリ! 解説=福井健太
*第3位『2016本格ミステリ・ベスト10』海外篇
*第6位『IN★POCKET』「2015年文庫翻訳ミステリー・ベスト10」作家部門
*第8位『IN★POCKET』「2015年文庫翻訳ミステリー・ベスト10」総合部門
*第8位『IN★POCKET』「2015年文庫翻訳ミステリー・ベスト10」翻訳家&評論家部門
バラノワ 薔薇の輪
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