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アオエンピツノオンナ 青鉛筆の女

青鉛筆の女

在庫なし

定価
1,100円(本体価格:1,000円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
294ページ
初版
2017年2月28日
ISBN
978-4-488-25609-8
Cコード
C0197
文庫コード
M-マ-27-1
装画
影山徹
装幀
中村聡

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内容紹介

2014年カリフォルニアで解体予定の家から発見された貴重品箱。そのなかには三つのものが入っていた。1945年に刊行されたパルプ・スリラー。編集者からの手紙。そして、軍支給の便箋に書かれた『改訂版』と題された原稿……。開戦で反日感情が高まるなか、作家デビューを望んだ日系青年と、編集者のあいだに何が起きたのか? 驚愕の結末が待ち受ける、凝りに凝った長編ミステリ! 解説=村上貴史

著者紹介

ゴードン・マカルパイン

カリフォルニア州出身の作家。20代の頃にゲーム開発や映画・テレビのシナリオ執筆に携わったのち、1989年にJoy in Mudvilleで作家デビュー。その後、ダシール・ハメットが主人公のHammett Unwritten(Owen Fitzstephen名義)、エドガー・アラン・ポオの子孫の双子が主人公の三部作“The Misadventures of Edgar and Allan Poe”など、話題作を次々と発表。現在は妻とともに南カリフォルニアに暮らす。

古賀弥生 (コガヤヨイ)

東京女子大学文理学部英米文学科卒。ブラッドリー『パイは小さな秘密を運ぶ』『人形遣いと絞首台』『水晶玉は嘘をつく?』、ナイト『夏の沈黙』、マカルパイン『青鉛筆の女』など訳書多数。