ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

ホネトサッカタチ 骨と作家たち

骨と作家たち

未刊

定価
1,496円(本体価格:1,360円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
496ページ
初版
2025年4月30日
ISBN
978-4-488-25308-0
Cコード
C0197
文庫コード
M-ク-31-1
写真
Emanuele Molinari/Getty Images
装幀
中村聡

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内容紹介

著名な作家でもあった大学教授が悲劇的な死を遂げてから25年。その追悼式がひらかれる前日、教え子たちが大学の施設に1泊することになった。かつて創作に鎬(しのぎ)を削った彼らが旧交を温めるなか、激しくなる吹雪(ふぶき)。不穏な出来事が起きたその翌朝、階段の下で首の骨を折った死体が発見され──。ベテラン作家がミステリファンの心をくすぐるあの設定を、練達のテクニックで描く傑作! 解説=三橋暁

著者紹介

キャロル・グッドマン

2002年に『乙女の湖』でデビューし、現在までに25作以上の作品を発表してきた作家。The Seduction of Waterでハメット賞、The Widow’s HouseThe Night Visitorsでエドガー賞のメアリー・ヒギンズ・クラーク賞を2回受賞し、著作は16以上の言語に翻訳されている。現在は家族とともにニューヨーク州のハドソンバレーで暮らす。

栗木さつき (クリキサツキ)

翻訳家。慶應義塾大学経済学部卒業。アスクウィズ『80 歳、まだ走れる』、ラピノー『ONE LIFE ミーガン・ラピノー自伝』、ジェイガー『最後の決闘裁判』、ヒントン『奇妙な死刑囚』など訳書多数。