ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

シガフタリヲワカツマデ 死が二人を別つまで

死が二人を別つまで

在庫なし

定価
1,056円(本体価格:960円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
シリーズ
  1. レジナルド・ウェクスフォード首席警部シリーズ
判型
文庫判
ページ数
362ページ
初版
1987年6月19日
ISBN
978-4-488-24302-9
Cコード
C0197
文庫コード
M-レ-1-2
装画
本村加代子
装幀
内海由

オンライン書店で購入

内容紹介

徹夜の訊問明けに舞いこんだ手紙を読んで、ウェクスフォード首席警部は怒りに震えた。十六年前にヴィクターズ・ピースという名の屋敷で発生した女主人殺し。初めて担当した殺人事件ながら、彼が絶対の自信をもって解決したこの事件に、手紙の主である牧師は真っ向から疑問を投げかけたのだ! 過去の殺人をめぐる意外なドラマを鮮やかな筆致で描いた、レンデル初期の傑作長編。解説=都筑道夫

著者紹介

ルース・レンデル

1930年、イギリス生まれ。地方新聞の記者になったあと、64年にウェクスフォード首席警部シリーズ第一作『薔薇の殺意』で作家デビュー。バーバラ・ヴァイン名義でも作品を発表し、レンデル名義の『わが目の悪魔』『引き攣る肉』、ヴァイン名義の『運命の倒置法』『ソロモン王の絨毯』の四作が英国推理作家協会(CWA)ゴールド・ダガー(最優秀長編賞)に、ヴァイン名義の『死との抱擁』がアメリカ探偵作家クラブ(MWA)最優秀長編賞に選ばれている。長年の功績を称え、91年にはCWAダイヤモンド・ダガー(功労賞)、97年にはMWAグランドマスターと一代貴族の称号が授与された。ほかの代表作に『死が二人を別つまで』『ロウフィールド館の惨劇』など。2015年没。