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サイヤクノシンシ 災厄の紳士

災厄の紳士

在庫なし

定価
1,034円(本体価格:940円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
356ページ
初版
2009年9月30日
ISBN
978-4-488-24005-9
Cコード
C0197
文庫コード
M-テ-7-3
写真;(C)Fotosearch
装幀
岩郷重力+WONDER WORKZ。

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内容紹介

根っからの怠け者で、現在ではジゴロ稼業で糊口を凌いでいるネヴィル・リチャードソンは、一攫千金の儲け話に乗り、婚約者に捨てられた美人令嬢のアルマに近づく。気の強いアルマにネヴィルは手を焼くが、計画を仕切る“共犯者”の指示により、着実にアルマを籠絡していく。しかしその先には思わぬ災厄が待ち受けていた……。名手が策を巡らす、精巧かつ大胆な本格ミステリの快作! 解説=鳥飼否宇

*第1位『2010本格ミステリ・ベスト10』/海外ランキング
*第7位『週刊文春』「2009年ミステリーベスト10」/海外部門

著者紹介

D・M・ディヴァイン

1920年スコットランド生まれ。大学職員時代、英国有数のミステリ出版社コリンズ社の探偵小説コンクールに投じた『兄の殺人者』がアガサ・クリスティから高く評価され、執筆活動に入る。デビュー以降もアントニイ・バウチャー、H・R・F・キーティングら具眼の士より絶賛される、極めて完成度の高い本格作品をものした。死後出版の『ウォリス家の殺人』を含め、その生涯で13作の推理小説を発表した。1980年没。

中村有希 (ナカムラユキ)

1968年生まれ。1990年東京外国語大学卒。英米文学翻訳家。