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マドベノロウジン 窓辺の老人

窓辺の老人

在庫あり

定価
968円(本体価格:880円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > 短編集
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
シリーズ
  1. キャンピオン氏の事件簿 Ⅰ
判型
文庫判
ページ数
300ページ
初版
2014年10月17日
ISBN
978-4-488-21004-5
Cコード
C0197
文庫コード
M-ア-12-2
装画
遠藤拓人
装幀
中村聡

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内容紹介

クリスティらと並び、英国四大女流ミステリ作家と称されるアリンガム。その巨匠が生んだ名探偵キャンピオン氏の魅力を存分に味わえる、粒ぞろいの短編集。袋小路で起きた不可解な事件の謎を解く「ボーダーライン事件」や、20年間毎日7時間半も社交クラブの窓辺にすわり続けているという伝説をもつ老人をめぐる、素っ頓狂な事件を描く表題作など計7編のほか、著者エッセイを併録。

*第7位『2015本格ミステリ・ベスト10』海外ランキング

目次

「ボーダーライン事件」
「窓辺の老人」
「懐かしの我が家」
「怪盗〈疑問符〉」
「未亡人」
「行動の意味」
「犬の日」

「我が友、キャンピオン氏」

著者紹介

マージェリー・アリンガム

1904年イギリス生まれ。冒険小説で作家デビューしたのち、ミステリ第一作 TheWhite Cottage Mystery を1928年に刊行。1929年発表の The Crime at Black Dudleyでアルバート・キャンピオンを登場させる。以後『幽霊の死』『判事への花束』などの名作を発表し、アガサ・クリスティらと並び英国四大女流作家と称された。1966年没。

猪俣美江子 (イノマタミエコ)

慶應義塾大学文学部卒。英米文学翻訳家。ウォルシュ『ウィンダム図書館の奇妙な事件』、アリンガム《キャンピオン氏の事件簿》、セイヤーズ『大忙しの蜜月旅行』、ピーターズ『雪と毒杯』、ブランド『薔薇の輪』など訳書多数。

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