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ハイゴノアシオト 背後の足音〈下〉

背後の足音〈下〉

在庫あり

定価
1,320円(本体価格:1,200円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > 警察小説
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
シリーズ
  1. 刑事ヴァランダー・シリーズ
判型
文庫判
ページ数
428ページ
初版
2011年7月22日
ISBN
978-4-488-20913-1
Cコード
C0197
文庫コード
M-マ-13-12
写真
iStockphoto/Thinkstock
装幀
東京創元社装幀室

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内容紹介

長年一緒に仕事をしてきた同僚の刑事が殺された。そのあまりに無惨な姿に、イースタ署の面々は言葉を失った。どうやら彼は、例の若者たちが失踪した事件をたった一人で調べていたらしい。二つの事件は同一犯の仕業なのか。調べ進むうちに明らかになる、殺された刑事の隠された素顔。自分はいったい彼の何を知っていたのか。ヴァランダーら捜査陣の焦燥感がつのるなか、次の犠牲者が……。現代社会の病巣をえぐる北欧の巨匠の傑作。訳者あとがき=柳沢由実子/解説=小山正

*第1位『IN★POCKET』2011年文庫翻訳ミステリー・ベスト10/総合部門
*第1位『IN★POCKET』2011年文庫翻訳ミステリー・ベスト10/翻訳家&評論家部門
*第3位『IN★POCKET』2011年文庫翻訳ミステリー・ベスト10/読者部門
*第4位『このミステリーがすごい!2012年版』海外編
*第4位『ミステリが読みたい!2012年版』海外篇
*第6位〈週刊文春〉2011ミステリーベスト10 海外部門

著者紹介

ヘニング・マンケル

1948年スウェーデン生まれ。作家、舞台監督、劇作家。〈刑事ヴァランダー・シリーズ〉の第1巻『殺人者の顔』でガラスの鍵賞を、第5巻『目くらましの道』でCWA賞のゴールドダガーを、更に Svenska gummistövlar で同賞のインターナショナルダガーを受賞。他に児童書やエッセイなども書いた、人気実力ともに北欧ナンバーワンの作家である。2015年没。

柳沢由実子 (ヤナギサワユミコ)

1943年岩手県生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。ストックホルム大学スウェーデン語科修了。主な訳書に、インドリダソン『湿地』『緑衣の女』『声』『湖の男』『厳寒の町』『印(サイン)』、ヘニング・マンケル『殺人者の顔』『目くらましの道』『北京から来た男』、マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー『刑事マルティン・ベック 笑う警官』、ドロシー・ギルマン『悲しみは早馬に乗って』、アリス・ウォーカー『勇敢な娘たちに』、カーリン・アルヴテーゲン『満開の栗の木』などがある。

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