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ゾウゲノトウノサツジン 象牙の塔の殺人

象牙の塔の殺人

在庫なし

定価
704円(本体価格:640円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
300ページ
初版
1988年2月26日
ISBN
978-4-488-16706-6
Cコード
C0197
文庫コード
M-ア-2-10
装画・装幀
岩郷重力+WONDER WORKZ。

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内容紹介

大学の実験室で、化学の実験中の学生が毒ガスを吸って死亡する。事故死か、あるいは自殺か? 指導教官のブレイドは自ら捜査に乗り出した。しかし、殺人だとすると第一の容疑者は彼自身なのだ。大学における地位や家庭の平安までも脅かす羽目となり、ブレイドは四面楚歌の状況に追いこまれていく……。鬼才アシモフ、初の長篇推理小説。

著者紹介

アイザック・アシモフ

アメリカの作家。1920年、ロシアに生まれ、3歳で家族とアメリカに移住しニューヨークで育った。35年、15歳の若さでコロンビア大学へ入学。39年、SF専門誌に短編が掲載され作家デビュー。40年代の“SF黄金時代”の立役者の一人となり、50年、自身が考案した〈ロボット工学の三原則〉に基づく連作短編集『わたしはロボット』で一躍脚光を浴びた。SFの代表作に、壮大な未来叙事詩《銀河帝国の興亡》シリーズ、またミステリの代表作に、安楽椅子探偵物として名高い《黒後家蜘蛛の会》シリーズがある。一般向け科学解説書をはじめ、ノンフィクションも数多く発表した。92年没。

池央耿 (イケヒロアキ)

1940年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。英米文学翻訳家。主な訳書に、ドン・ペンドルトン「マフィアへの挑戦」シリーズ、アシモフ「黒後家蜘蛛の会」1~5、ニーヴン&パーネル「神の目の小さな塵」、ホーガン「星を継ぐもの」ほか多数。

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