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ジュウサンノヒミツ ダイイチゴウスイモン 13の秘密 第1号水門

13の秘密 第1号水門

重版中

定価
1,210円(本体価格:1,100円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > サスペンス
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
シリーズ
  1. メグレ・シリーズ
判型
文庫判
ページ数
313ページ
初版
1963年8月16日
ISBN
978-4-488-13906-3
Cコード
C0197
文庫コード
M-シ-1-2
写真
plainpicture/アフロ
装幀
岡本洋平(岡本デザイン室)

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内容紹介

小柄で華奢(きやしや)、身なりに人一倍気を使う変人、ジョゼフ・ルボルニュが、現場に足を運ぶことなく、ホテルの自室で肘掛(ひじかけ)椅子におさまり、ジャムの壺を抱え煙草をふかしながら、13の凄惨な、奇妙な、不可解な事件を鮮やかに解決してみせる、安楽椅子探偵(アームチエア・デテクテイブ)ものの傑作連作短編集「13の秘密」と、メグレ警部がセーヌ川の河川輸送業者とその家族をめぐる事件に挑む「第1号水門」を収めた。

著者紹介

ジョルジュ・シムノン

1903年、ベルギーのリエージュ生まれ。16歳で新聞記者となり、17歳で小説を執筆。22年にパリに移り住み、20以上の筆名を使い分け、大衆小説を次々に発表。31年の『怪盗レトン』がメグレ初登場作品とされている(端役として顔を出す作品は、それ以前もあった)。100を超えるメグレ警部(後に警視)ものだけではなく、犯罪心理小説ともいうべき作品群で世界中の読者を魅了した。45年にアメリカに移住、10年ほど後、フランスに帰国。その後57年に、スイスに移り住む。72年に、小説執筆からの引退を決めた。89年、ローザンヌで逝去。

大久保輝臣 (オオクボテルオミ)

1928年生まれ。1952年東京大学仏文科卒業。主な訳書に、ジャン・コクトー『怖るべき子供たち』、ジュリアン・グリーン『南部・敵・影』、ジョルジュ・シムノン『13の秘密』ほか。1996年歿。

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