屋上の絞首台に吊された藁製の縛り首の女──小説家ストラットン主催の〈殺人者と犠牲者〉パーティの悪趣味な余興だ。ロジャー・シェリンガムは、有名な殺人者に仮装した招待客のなかの嫌われもの、主催者の義妹イーナに注目する。そして宴が終わる頃、絞首台には人形の代わりに、本物の死体が吊されていた。探偵小説黄金期の雄・バークリーが才を遺憾なく発揮した出色の傑作! 訳者あとがき=狩野一郎/解説=川出正樹
*第3位『2011本格ミステリ・ベスト10』“ゼロ年代”2000-2009海外本格ミステリ オールベスト・ランキング
ジャンピングジェニイ ジャンピング・ジェニイ
在庫あり
- 定価
- 1,100円(本体価格:1,000円)
- ジャンル
- レーベル
- シリーズ
- 判型
- 文庫判
- ページ数
- 350ページ
- 初版
- 2009年10月30日
- ISBN
- 978-4-488-12306-2
- Cコード
- C0197
- 文庫コード
- M-ハ-3-6
- 装画
- 牛尾篤
- 装幀
- 本山木犀